い だ てん 最終 回。 『いだてん』は日本屈指の“特撮ドラマ”だった! 最終回の国立競技場にはVFXの総力を結集|Real Sound|リアルサウンド 映画部

高田文夫『いだてん』最終回を語る

い だ てん 最終 回

歴代最低視聴率、逮捕された出演者の交代と撮り直し、不祥事発覚で活動自粛したタレント出演場面の再編集など、災難続きだったNHK大河ドラマ「いだてん」。 15日に最終回の放送があり、視聴率は関東が8. 視聴率が全てとは思わないが、多くの視聴者にそっぽを向かれてしまったのは数字が表す事実だ。 ただ、ひと昔・ふた昔前と比べると視聴環境は大きく変わっているし裏番組も強いので、大予算を使った大河ドラマと言えども、今は視聴率を稼ぐのが難しいという現状はあるだろう。 『いだてん』のドラマとしての出来が、数字ほど酷かったとは思わない。 それどころか、『江~姫たちの戦国』や『花燃ゆ』といった駄作・失敗作に比べれば、遙かに登場人物がイキイキと描かれた良作だったと評価出来ると思う。 特に、女性アスリートの先駆け・人見絹枝の活躍と生き様を描いた、 の回は出色の出来だったと感じている。 それでも視聴率が振るわなかったのは、脚本を書いた宮藤官九郎が欲張っちゃたからだろう。 『いだてん』には、ドラマの語り部として落語名人・古今亭志ん生が登場する。 つまり、サブストーリーである「志ん生物語」の扱いが必要以上に大きくて、時代もよく飛ぶし、なんだかゴチャゴチャした印象を与えたのがまずかった。 こういった欲張った物語の構成が視聴者を混乱させたというか、「視るのがメンドクサ」と感じさせてしまったのだろう。 オリンピックの歴史を振り返るのに語り部や回想者は必要だし、物語に厚みを出す意図もあったのだろうが、日曜ゴールデン帯の看板ドラマとして、もっとシンプルな構成・王道の設定でよかったのに。 それに60年代・志ん生役のビートたけし、このキャスティングもどうだったんだろう。 まず滑舌が悪くて聞き取り辛いのが致命的だし、落語がヘタ過ぎてゲンナリしてしまった。 森山未来の志ん生の方が、よっぽど噺家らしくて上手かったぞ。 金栗四三や田畑政治が主役のメインストーリーは、結構よく出来ていた印象。 そこまで志ん生や落語に拘らなければ、熱心な視聴者もいたようだし、こんな数字にならなかったと思うとつくづく残念。 来年の大河ドラマは、明智光秀が主役の『麒麟がくる』。

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『いだてん』は日本屈指の“特撮ドラマ”だった! 最終回の国立競技場にはVFXの総力を結集|Real Sound|リアルサウンド 映画部

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宮藤官九郎さん脚本のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(NHK総合、日曜午後8時ほか)の最終第47回「時間よ止まれ」(12月15日放送)に、モデルで女優の清田みくりさんが聖火ランナーの鈴木久美江役で出演することが分かった。 清田さんは2002年8月20日生まれ、和歌山県出身の17歳。 2018年よりドラマ、映画などに出演し、今後の活躍が期待される新人女優で、クリエーターズサイト「Negative pop」のモデルも務めている。 最終回で、聖火リレーの最終走者・坂井義則(井之脇海さん)にトーチを引き継ぐ当時、中学3年生の鈴木久美江を演じた清田さん。 役どころについて「(鈴木久美江は)走り高跳びの選手で、1964年東京オリンピックでは最後から2番目の聖火ランナーです。 (実在の)鈴木久美江さんに対して、どの言葉が似合うかとても迷いましたが、屈託のない前向きな方だと思います。 私自身、実在する方を演じることが初めてだったので、内面や走り方はもちろん、当時の鈴木久美江さんの髪形に近付けるため10センチほど髪を切って撮影に挑みました。 撮影前も撮影中も正解を求めてずっと悩んでいました」と語る。 出演が決まった際の心境について「ごくありふれた反応ですが、まずとても驚きました。 その後すぐに、ものすごく大きなうれしさがやってきました。 選んでいただいたからには、自分で自分に圧をかけて頑張ろう、と思いました」と振り返る。 撮影中は「本当に、幸せな一時でした。 周りからの声援や、視界に入ってくる景色など、ああこれは忘れられないなと。 鈴木久美江さんも、一番印象に残っている出来事だと言っていた、とお聞きしていたので、そこは共鳴できたかもとうれしくなりました」と話していて、「オリンピックという世界的な大イベントは、さまざまな出来事を乗り越えて、今日まで続いているんだと感じます。 きっと見る人の心を打つものになっているだろうなと思うので、ぜひご覧いただきたいです」と呼びかけていた。

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『いだてん』最終回、低視聴率の裏で熱狂的ファンを生んだ理由…数年後に評価される名作か

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「」より 視聴率の記録的低迷と出演者の不祥事降板、それを理由に火がついた内容への批判……暗いニュースばかりだった 大河ドラマ『 いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK)が12月15日、いよいよ最終話を迎える。 「主人公の知名度がなさすぎる」「時代が何度も行き来してわかりづらい」「落語のシーンが邪魔」「戦国や幕末ばかりの大河ドラマで放送するには無理がある」などの批判が飛び交っていたが、実際のところどうだったのか。 最終話を前に、さまざまな角度から前代未聞の大河ドラマ『いだてん』の是非を掘り下げていきたい。 もし2020年上半期の集中放送だったら あらためて振り返ると、『いだてん』は日本人が初めてオリンピックに出場した1912年のストックホルム大会から1964年の東京大会までの日々を描いた物語。 「翌年に迫った二度目の東京オリンピックを前に、過去の歴史を振り返りながら国民一体となって盛り上がろう」という狙いがあった。 しかし、まもなく幕を閉じる2019年を振り返ると、「2020年の東京オリンピックで盛り上がった」のは、チケット抽選くらいではないか。 むしろ9月以降はラグビーの話題でもちきりであり、「東京オリンピックの出場選手が少しずつ決まり始めている」というニュースへの関心も低いままだ。 つまり、世間の人々にとって2020年の東京オリンピックはまだ先の話であり、『いだてん』は放送の時期が早すぎた。 もし2020年の上半期に集中放送されていたら、もう少し視聴行動につながったのではないか。 その上、冒頭に挙げたような批判から「もっとも世帯視聴率につながる」と言われる中高年層の支持を得られなかったのが痛い。 これまで大河ドラマを見ていた中高年層は、裏番組の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に夢中だ。 『いだてん』と同じ脚本・宮藤官九郎、チーフ演出・井上剛、制作統括・訓覇圭のトリオが手がけた『あまちゃん』は、中高年層の朝ドラファンから必ずしも支持を得られなかったが、ふだん朝ドラを見ない視聴者層をつかんだことでブームを巻き起こした。 イレギュラーな朝ドラだった『あまちゃん』のように、イレギュラーな大河ドラマ『いだてん』を放送するのなら、ふだん大河ドラマを見ない層をつかんでおかなければいけなかったが、この点でうまくいかなかったのが最後まで響いた。 伝説的アスリートの名シーンを連発 ふだん大河ドラマを見ない層をつかめなかったのも無理はない。 明治、大正、昭和中期までという時代も、金栗四三と田畑政治という主人公も、2人を演じる中村勘九郎と阿部サダヲも、万人受けというより玄人受けの設定だ。 とりわけ苦しかったのは、金栗四三が主人公を務めた第1部。 もともと、ダブル主人公の金栗と田畑には「日本のオリンピック史における陰の立役者」という共通点があるが、全編を通して嘉納治五郎(役所広司)の存在があまりにも大きく、元来の知名度もあって「こちらを前半の主役にしたほうがよかったのでは?」という思いがにじむ。

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