寝台 特急。 唯一の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」乗り方は? 必要なきっぷ、値段、注意点

寝台特急の生き残り「サンライズ瀬戸・出雲」なぜ健在 誕生20年、列車の将来は(写真31枚)

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次の旅は寝台特急で 東北新幹線や九州新幹線(鹿児島ルート)が全線開業して、日本はどこへ行くにも速くて快適な旅ができるようになってきました。 こうしてますます便利になっていくなかで、だんだんと運転本数が少なくなってきているのが、寝台列車です。 夜遅くに出発して朝には目的地へと着くことができるという、ビジネスにも観光にも、実は大変便利な列車でありながら、長距離移動の主役の座を新幹線や飛行機に奪われてしまったのは残念です。 漆黒の闇の中に流れ去っていく町の灯を眺めながら、仕事や学校のこと、家族や愛する人のことなど……、じっくりと時間をかけて見つめ直してみる、なんてことも夜汽車ならではの醍醐味かもしれません。 今度の旅は、いつもとはちょっと趣向を変えて、寝台特急で出かけてみませんか。 寝台特急に乗るには、どんなきっぷが必要なの? 寝台列車といっても、きっぷの買い方は新幹線などとさほど変わるものではありません。 ここでちょっと、基本的なきっぷの仕組みをおさらいしてみましょう。 例えば新幹線で東京から新大阪まで行く場合、必要なきっぷは東京~新大阪間の乗車券(運賃)と新幹線特急券(特急料金)の2枚となります。 これが窓口や自動券売機で買うと1枚のきっぷで出てくることもありますので、合計金額が運賃と特急料金を合わせたものだと意識することも少ないかもしれません。 むしろ大事なのは窓側か通路側かとか、グリーン車か自由席か、といったことでしょう。 では、寝台特急の場合はどうでしょうか。 これも新幹線の場合と同じように、乗車する区間の乗車券と特急券が必要になります。 そして、寝台列車の場合はさらに寝台券も必要です。 つまり、寝台特急に乗る場合には、乗車券+特急券+寝台券が必要というわけです。 そこで大切なのは、寝台券です。 寝台列車の場合は、窓側・通路側といった区別はなく、代わりに、寝台の上段・下段、個室のタイプなどといった選択肢があります。 寝台は大きく分けて、A寝台とB寝台に分かれます。 昼行の特急列車と比較してみると、A寝台はグリーン車、B寝台は普通車ということになりますが、B寝台が窮屈なものかといえば、いまの寝台列車はそんなことは全くないのです。 オール2階建ての特急型寝台電車で東京~出雲市・高松間を結ぶ「サンライズ出雲・瀬戸」。 東京~岡山間は出雲号と瀬戸号が連結して14両編成で走り、岡山~出雲市間、岡山~高松間は7両編成ずつに分かれて運転される 東京~岡山間を14両編成で走る「サンライズ出雲・瀬戸」は岡山駅で7両編成ずつに分割併合して、山陰へ、四国へと運転される。 連結シーンを眺めるのも楽しいけれど、乗り遅れには注意! 多彩な寝台プランがある「サンライズ号」 では、特急「サンライズ出雲・瀬戸」の寝台を選んでみましょう。 オール2階建て車両のこの列車は、「出雲」は下りが8~14号車、上りが1~7号車、「瀬戸」が下りが1~7号車、上りが8~14号車となり、東京~岡山間では2本の列車が連結して走ります。 そして、寝台の種類は、A寝台が1人用個室のシングルデラックス、B寝台の1人用個室がシングル、シングルツイン、ソロの3タイプ。 B寝台の2人用個室がサンライズツイン、さらには格安料金のノビノビ座席までと、多彩なタイプが用意されています。 そこで肝心なのが、どの寝台を選ぶのかということ。 簡単に各タイプの寝台を見てみましょう。 A寝台「シングルデラックス」 寝台のタイプを決めたところで、いよいよきっぷを購入しましょう。 きっぷの購入には、みどりの窓口などの駅のきっぷ売り場や旅行センターなどを利用します。 新幹線や主な特急列車ではインターネットを利用した予約の方法もありますが、寝台特急列車は窓口のみでの発売となりますので注意が必要です。 駅の窓口で並んでいる人が多い場合には、お隣の旅行センターにも目を向けてみましょう。 案外空いていたりすることも多いので狙い目です。 このほか、日本旅行やJTBなどの旅行会社では、窓口や電話での予約も可能。 お持ちのクレジットカードにトラベルデスクなどがあれば、それらを利用するのも一案です。 旅情満点、実は便利!「サンライズ出雲・瀬戸」の旅 3・10号車には簡単なテーブルと椅子が設けられたミニロビーも。 下り列車で見てみれば、岡山には翌朝6時27分、倉敷には6時46分、米子には9時03分、松江には9時30分に到着します。 羽田からの飛行機の最終便のずっと後に東京駅を出発して、翌朝の新幹線や飛行機の初便到着の前には岡山や高松に着くことができるのです。 米子や出雲へは翌日の飛行機でちょっとだけ先に着くこともできますが、なにより早朝の6~7時台に羽田空港へ行くのは大変ですし、さらには搭乗前後の余裕時間も必要です。 実は「サンライズ出雲・瀬戸」は観光にもビジネスにも時間を有効に使うことができる、とても便利な列車なのです。 深夜でも町の灯りが絶えない東海道沿線を走り抜け、目覚めれば「サンライズ出雲」は中国山地の山あいを抜けて、宍道湖畔の美しい風景が車窓を彩ります。 「サンライズ瀬戸」はなんといっても瀬戸大橋を渡る雄大な風景が圧巻です。 フリースペースのミニロビー(3・10号車)から車窓を楽しむのもいいですね。 A寝台のシングルデラックス(4・11号車)はもちろん、B寝台でもシャワーカード(有料)を購入すれば、シャワー(3・10号車)の利用もOK。 気持ちよく旅をスタートできるでしょう。 さあ、次こそはぜひ寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」で旅に出てみませんか。

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寝台特急カシオペアの車内、主に個室寝台内の様子です。 カシオペアは2016年3月に廃止となりました。 現在はツアー専用臨時列車「カシオペア紀行」として運行しています。 カシオペアが廃止になる前の2013年9月に乗車することができましたので、個室寝台内の様子や設備について紹介します。 カシオペアの寝台は全室2名用A寝台個室 カシオペアの寝台はすべてが2名用のA寝台個室です。 1人利用でも2人分の特急料金・寝台料金が必要です。 さらにA寝台なので、値段はかなり高いです。 寝台特急カシオペアの車内 さっそく車内の紹介です。 デッキから札幌駅ホームを眺めます。 通路です。 全室A寝台の個室です。 部屋の案内です。 両端以外は1階と2階に部屋があります。 2階へ行く階段。 左側は1階へ行く階段です。 階段の上から通路を眺めると、こんな感じ。 階段を上がると個室内への扉。 扉の外から個室内を見ると、こんな感じです。 寝台特急カシオペア A寝台個室内 カシオペアで最もスタンダードな「 カシオペアツイン」という部屋です。 個室内の様子です。 ソファが向かい合わせになっています。 このソファがベッドになります。 出入口から離れたほうのソファの横には、布団や枕などが置いてあります。 さらに荷物棚。 ハンガーや ソファの下にはスリッパもあります。 折りたたみ式のテーブルがふたつ。 カシオペアのパンフレットが置いてあります。 個室内の設備 個室内の設備です。 鏡、テレビ、空調類のコントロールパネル、くず物入があります。 テレビは現在の位置情報や BS放送などを見ることができます。 この扉の向こうは トイレ兼洗面所です。 洗面台は折り畳み式。 洗面台の上に鏡があります。 鏡は扉になっており、中にはコップと歯ブラシが置いてあります。 鏡の横に電源コンセント。 コンセントはここにしかありません。 コンセントが洗面所というかトイレ内の1カ所にしかないというのは、ちょっと不便でした。 カシオペアツイン 寝台のセット方法 ソファからベッドへのセットのやり方です。 ソファの状態から 座面を引き出し 背もたれを手前に倒します。 向かい側のソファも同じように 座面を引き出し 背もたれを手前に倒します。 ベッドの出来上がりです。 L字型の寝台です。 2人で使用するときはL字型になって寝ます。 あとはシーツを敷いてベッドメイキング。 カシオペアのロゴ入り寝巻きや タオルが備え付けられています。 おわりに 寝台特急カシオペアのA寝台個室「カシオペアツイン」の個室内の紹介でした。 カシオペアの個室内の様子が伝わっていれば、うれしく思います。

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tags: , , , , , , , , , , , , , 東京~高松・出雲市間を結ぶ「サンライズ瀬戸・出雲」は、日本で唯一の定期運行されている寝台特急。 ほかの寝台特急が廃止されていったなか、いまも健在なのは、観光とビジネスのバランスに理由がありそうです。 現在、毎日運行する寝台列車は「サンライズ瀬戸・出雲」だけです。 その希少価値が鉄道ファンや旅行好きに注目されています。 特に「サンライズ出雲」は、縁結びの神様の出雲大社を参拝する若い女性に人気とのこと。 「女子旅向け列車」として、テレビや雑誌などでも紹介されています。 寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は、途中の岡山駅で高松行きの「サンライズ瀬戸」と出雲市行きの「サンライズ出雲」に分かれる(2018年4月、杉山淳一撮影)。 ほかの寝台特急が「絶滅」したなかで、なぜ「サンライズ瀬戸・出雲」は生き残ったのでしょうか。 その理由は「設備」と「運行ダイヤ」にあると思われます。 個室中心で女性にも安心 この列車に使用されている「サンライズエクスプレス」こと285系電車は、寝台列車専用に設計された鉄道車両です。 客室は個室が中心となっており、暗証番号式の鍵がかかります。 プライバシーと安全の確保、これが女性も安心して乗れる要素です。 旧来の寝台特急にも個室はあったとはいえ、中心は二段ベッドの開放型寝台でした。 「開放型」とはつまり、ベッドと周囲の仕切りはカーテンだけ。 昔はそれでも「横になって移動できる」から、ありがたい列車でした。 しかし個室の快適さ、安心感には及びません。 「サンライズ」のインテリアは大手住宅メーカーのミサワホームが設計し、従来の寝台車に比べると、木の温もりが演出されています。 個室の選択肢も多く、1人用個室の「ソロ」「シングル」「シングルデラックス」、2人用個室の「シングルツイン」「サンライズツイン」があります。 それぞれ、広さやベッドの幅によって料金が異なります。 前提として、サンライズが登場した時代って、「一昔前は夜行列車で出張が当たり前」だった。 そこで旅客の流れをもう一度鉄道へ戻そうというある種の実験として計画されたのがサンライズ。 私は後継車両は作られないと思う。 なぜなら実験の結果、結論として夜行列車廃止の動きに流れたから。 鉄道への回帰如何以上に高コストだし、そのスジで貨物を走られせた方が会社としても社会的にもハッピーだろうし。 勿論今さら旅客は夜行移動には戻らない。 なぜなら現代じゃ計画当時と違って夜行移動自体が普通のものじゃなくなってるから。 或いはそういう文化自体がなくなってるとも。 90年代のJRって色々面白いことやってたんだよね。 ある意味ではJRがまだ非上場だったからできた芸当なのかも。 夜行高速バスは既に当たり前の存在。 夜行移動は普通に残っている。 費用と快適性と利便性 速さだけでなく乗降地とか のバランスが大切。 しかしサンライズ以前の多くの夜行列車は、快適性 改造しててもベースはオンボロ車両で、内壁もチープ や利便性 必ずしも各都市の中心地ではない、駅にしか行けない で劣っていた。 費用 料金 はもちろんバスに負けてる。 これでは一部の愛好家向け以外では勝てるわけないから、廃れたと思う。 ちなみに以前乗ったサンライズのシングルツインは、在来線にしては速くて、個室で木質内装なのは良かったが、真下の台車からのジョイント音がうるさくてあまり眠れなかった 快適性が必ずしも高くはなかった。

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