フジ ファブリック 大阪 城 ホール。 フジファブリック 15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019 「IN MY TOWN」 : フジファブリック

フジファブリックの大阪城ホール公演は期待外れな程感傷的にはなりきれなかった ~ IN MY TOWN ライブレポート・感想・セットリスト ~

フジ ファブリック 大阪 城 ホール

ライブ前、恒例のお茶しばきは… なんと、今回なしでございます;; でも休憩に良さげな場所をみつけたので、情報のせときますね! 会場の前には、ジョーテラスという飲食店街がある。 当然のことながら、そこはライブ前のお客さんで大混雑。 そこで!別の商業施設をチェックしました。 会場から徒歩すぐです。 OBP(大阪ビジネスパーク)と呼ばれているところらしい。 チェーン店の飲食店が沢山はいっていて、 休憩に困らない場所になっています。 トイレも、 会場前よりここのほうが空いてました。 私が梅田でよく利用する「プロント」 っていうカフェも近くにあったなぁ。 1人でも入りやすくて。 時間があればここでお茶してたかな〜。 そして毎回恒例、お祝いのお花をチェック! お花その1 — クロト chrosite お花その2 — クロト chrosite 斉藤和義 レキシ ハナレグミ 中島愛 そうそうたるメンバーからお花が届いておる… あ、足立房文さんは、フジファブリックの元メンバーでドラムの方ですよ!名前みつけて「おっ」と思っちゃった。 お花その3 (さらに奥にあった…!) — クロト chrosite 上の写真は、ファン有志からのお花だと思われる。 どれも凝っててすごいよぉ…。 そうそう、今回は日本全国から遠征しているファンが沢山いらっしゃるんですよ! そんな訳で、遠征組のTwitterのフォロワーさんと久しぶり にお会いしました。 こないだテレビで放送されたフジファブリックのドキュメンタリー 番組、めちゃくちゃ良かったですよねぇ…という話から、 会場周辺に居たワンコの話までいろいろお話しして。 そうしているうちに、 別の知り合いの方ともバッタリ遭遇して合流、 しかもその人が私と同じ名前だったというミラクルもありつつ…( 笑) フジファブリックのファンの人たちって、 フレンドリーな人が多い気がします。 おかげで楽しいひとときが過ごせました。 感謝! 城ホールへ入場 開場のときに、高校生時代からの友達と待ち合わせ。 13年前、 私にフジファブリックを教えてくれた恩人である。 今までずっと、 一緒にライブに行ってるんだ。 ここへきて感慨深くなる。 私の席は…スタンド後方、ステージのど真ん中。 ある意味ものすごい特等席。 後方中央のエリアが音が1番良く聞こえると言うし、 俯瞰で演出がバッチリ見える。 総くんの歌もまっすぐ届く感じ! 夕方5時、いよいよ開演 最初の曲は、「若者のすべて」。 昔から大名曲と謳われていたこの曲は、今年になって、Mステ等の テレビ番組で改めて取り上げられている。 この曲でフジファブリックを知ったという人も、 今日のお客さんの中には居るかもしれない。 「夕方5時のチャイムが…」と歌われた瞬間、 そういえばちょうど今その時間だな…それもあってこの曲を最初に したのかな、なんて思った。 フジファブリックを好きでよかったと改めて感じさせてくれた「G reen Bird」や、「星降る夜になったら」も披露された。 後者は、志村さん(以下敬称略)の命日に聴きたくなる曲。 キラキラしてて素敵なんだ。 数曲が終わったところで、メンバー紹介のMC。 独特のゆる〜 い感じ。 かとをさんは「こんな加藤がベースを弾いてたら、 大阪城ホールに来れました」とか言ってたっけ(笑) サポートドラムの玉田さんは「一緒にお祝いできて嬉しい」 と言っていた。 今日は日本全国のファンがお祝いにきたからね! もちろん私も。 そして最後、総くんの「紹介させてください、志村正彦!」 ってところからのお客さんの歓声、そこから間を置かず「 バウムクーヘン」が演奏されて…思わず「!」となった。 「バウムクーヘン」は志村の遺作となったアルバム「Chroni cle」の最初の曲。 なんとも志村らしさが出た曲だと私は思う。 「赤黄色の金木犀」は…実は私、このライブの前日に、 たまたまカラオケでこの曲を歌っていて。 MVを見ながら「あぁ… 志村だぁ」って思ってたんです。 そしたら、 ライブでもステージの丸いスクリーンに、 志村の映像が映し出されるじゃないですか。 偶然だけどびっくりしたよ。 今は、ちょうど金木犀が咲く頃。 この季節になると必ず聞きたくなる曲です。 「赤黄色の金木犀の香 りがしてたまらなくなって」と口ずさみたくなってしまうな。 この曲が終わったあと…後ろの方で、すすり泣く声が聞こえた。 まずい、私も目頭が熱くなってしまう。 そこにたたみかけるように「ECHO」ですよ。 これは、明らかに志村のことを歌っている曲。 ここにきて改めて、 この歌を捧げたんだね。 「気持ちが入り過ぎちゃったな」 と総くんご本人も後で言っていた。 ファンだって気持ち入り過ぎちゃうよぉ、これは……。 中盤のアコースティックタイム 感極まったところで、アコースティック編成に模様替え。 ここで座ってゆったり聞けるのが有難かった。 3曲やったんだけど、2曲目がまさかの探偵ナイトスクープのテー マ(笑) 大阪といえばこれ!という事で選んだそう。 天才音楽家、 円広志の「ハートスランプ二人ぼっち」。 相談内容によって面白さにムラがあるけど、 神回は本当にめちゃくちゃ面白い。 ちょうど番組局長の西田さんが辞意を表明してはって、 先ほどダウンタウンの松っちゃんがそれを引き継ぐと知った。 ライブ中にはそこに触れてなかったけど、 なんだかタイムリーですね。 堂々の終盤 「LIFE」や「徒然モノクローム」など、 代表曲といえそうなナンバーが続く。 特に「東京」 はすごく耳に残る曲で、 今日演奏された曲の中でも強く印象に残っている。 「STAR」という曲を初めて聞いた時、 志村はいなくなってしまったけど3人はこれから前を向いてきっと やっていくし、いけるんだなと確信した思い出が蘇る。 ほんと、 曲が演奏される度に色んなことを思い出しちゃうな。 最後は総くんの故郷、大阪を思ってつくった「手紙」 で締めくくり。 同郷の身としては、とても光栄です。 ちなみに総くんの故郷、茨木はうちの旦那の故郷でもありまして、 よく知ってるんです。 大阪(梅田)と京都を結ぶ電車の、ちょうど中間地点にあって、 どちらにも行きやすい便利なところ。 屈指のベッドタウンで住みやすい、とてもいい町ですよ。 故郷のこと、大事にしてくれてありがとうね!おかえりなさい! アンコールにはプレゼントが アンコールに応えて、総くんが一人でギターを持って登場。 「今日を迎えるにあたって、 みんなに感謝の気持ちを込めて何かプレゼントしたいと思って…何 がいいかと思ったけど、やっぱり音楽かなと」 「最近、子どもさんからのファンレターを貰うことが多くなって。 (昔からファンだった人がお母さんになって、 その子も音楽を聞くようになって)そういうときに、 月日の流れを感じます。 お母さんにとっては、 その子が自体が宝物で、 プレゼントなのかなと思ってつくった曲です」 そう言って、総くんソロ弾き語りで奏でられたのが、新曲「 プレゼント」。 できたてほやほやの曲なので、 ギターと歌だけで披露することになったらしい。 背景には、この曲の歌詞がリアルタイムで映し出された。 ちなみにこのプレゼント、会場でいただいたチラシから聞くことができる(下の写真をご覧ください)。 頂いたチラシの裏には、意味深な数字とQRコード(載せてる写真は読み取れないよう加工済)。 この意味は後日、ライブレポの中でブログに書こうと思います。 明日も明後日も仕事やから、次の土日になると思うけど…今日が素敵な日だったこと、じっくり書くよ。 — クロト chrosite チラシに書かれている「489715205」という数字は、デビューしてから今までの時間を秒数で表したもの。 家に帰って、このQRコードを読み取ったら、余韻に浸りながらじっくり聴ける。 とてもシンプルで、素敵なプレゼントだった。 …それが終わるとバンドセットに戻り、ここでまさかの「桜の季節」。 意外だったのでびっくりした。 春夏秋冬…季節ごとにシングルを出 した、四季盤と呼ばれるシングルで、春盤の曲(ちなみに、 前述の「赤黄色の金木犀」は秋盤だ)。 その昔、フジフジ富士Qというライブで、 鬼のようなグッズ列に並びながら、 トップバッターの奥田民生が歌う「桜の季節」 を泣く泣く背中で聞いたのは良い思い出…(今となっては…) そしてその富士Qで初披露された「会いに」 も今日聞くことができた。 これもほんといい曲なんだわ。 志村がかすかに「会いにいくよ」 のフレーズだけデモを残してたらしいが、その後は残された3人が 作った。 ここまで素敵な曲にして繋げてくれたのは純粋に嬉しいと思った。 そして今改めて聞くと…本当に、総くんの歌は強くなった。 あの頃とはまるで別人のよう。 あの時まではギタリストとして生きていた彼なので、 そこからはきっと、血の滲むような努力をされたのだろうと思う。 不思議なことに、 総くんの歌声がたまに志村の歌声に聞こえることがある。 ( 私だけかな…?) そして最後の最後…「破顔」。 最新アルバムの曲で、壮大かつ感動的な締めくくりでした。 総くんはこの日、フジファブリックのことを「 絶対解散しないバンド」だと言った。 「幸せなバンドです」とも言っていたけどさ、まさかそんなことを言ってくれるなんて…私達はなんと幸せなファンなんだろう。 ほんと、 フジファブリックのファンで良かったなぁ…!.

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私的ライブレポート:フジファブリック/15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019 「IN MY TOWN」 2019年10月20日

フジ ファブリック 大阪 城 ホール

サポートの玉田豊夢(Dr)を含め加藤慎一(Ba)、金澤ダイスケ(Key)の4人全員が真っ白な衣装を身にまとって登場。 アルバムの1曲目でもあった「Walk On The Way」が冒頭に聞こえ、ゆっくりと温まっていくのかと思いきや、「SUPER!! 」「Sugar!! 」と坂道を駆け上がるように一気に沸点を目指す。 以前、アルバム「STAND!! 」取材の折りに山内が「「SUPER!! 」で《トキメキをもっとちょうだい》と歌っているのは、その頃の自分が枯渇していたんでしょうね」と言っていたけれど、この日の《トキメキをもっとちょうだい》は、それこそビックリマークをいくつも付けて、今この瞬間に感じている胸のすくようなトキメキを分かち合おうと歌っているように聞こえた。 「前進リバティ」を終えた後、山内がギターでビートルズの「Here Comes The Sun」の一節を奏でる。 フジファブリック 「恋するパスタ」を歌い終えた後、歌詞のフレーズに引っ掛けたのか、「僕は幸せです!」と山内が言い、その後にも「冗談で言っているんじゃなくて」と何度も「幸せだ」と噛みしめるように口にしていた。 メンバー紹介を兼ねて「平成で一番エキサイティングだったこと」について順にそれぞれが語り、最後に山内が「ずっと続けられていることが一番うれしい。 みんなに出会ったのが本当に嬉しい」と両腕を広げた。 その言葉は、会場に集まった人やファンの人ももちろん含まれるのだけれど、あの瞬間は自身の両側に立つ加藤と金澤そして志村に向けられていたように思う。 続く「Feverman」ではツイッターでも動画が公開されていた、特別講師・加藤のダンス指導がはじめに行われた。 沖縄民謡を思わせる優美な手の動きに、大地の鼓動のようなロック音楽と祭り囃子が混ざり合い見事に色に染め上げた妙なる楽曲。 大人も子供も関係なく、日本人のDNAに直接響いてくる曲なんじゃないだろうか。 フジファブリック 本編最後は「東京」そして「手紙」。 「東京」ではゆっくりとミラーボールが回り、山内はハンドマイクでステージ前方まで向かう。 間奏でメンバー紹介に続いて山内が「15年分の愛と感謝を持ってきました!」と、これまでの楽曲や歌詞の一節をつなげたラップを披露。 山内が故郷の茨木市を想い書き綴った「手紙」では、「離れた街でも大事な友を見つけたよ」と歌われている。 最後で「踊り続けよう友よ 華やぐ大阪」と聴こえた時の歓喜は、言葉で言い表すのがちょっと難しい。 アンコールを求める拍手が手拍子に変わってそこに「総一郎!」という呼びかけが加わり、現れた山内は「呼び捨てされるの初めてちゃうかな」と笑い、「嬉しい」と。 志村のことも含め、ツアーのたびに自分の故郷である大阪へを連れてくることができた喜びが大きいと語り、半年後に迫った大阪城ホールでの単独公演『IN MY TOWN』は、高校生の頃からの夢だったと語った。 生まれ育った街などが撮影されている「手紙」のミュージックビデオのショートバージョンがこの夜に公開されることや、15年間の楽曲からファン投票で選んだ曲を収めるプレイリストアルバム『FAB LIST』を制作、リリースすることなどのお知らせに続いて、「桜の季節」「若者のすべて」を演奏。 フジファブリック 夏目漱石の美文のような「桜の季節」の歌詞世界をまっすぐに、誠実に伝える山内の歌声を聴きながら、記憶の奥にある、あえてピントをずらしたような志村の独特の歌いぶりが一瞬思い出される。 全身を耳にして、立ち尽くしたまま「若者のすべて」を聴き入る人もいる。 この日の演奏はこれまでに聴いたどの「若者のすべて」よりも断然強く大きく、美しかった。 バンドのフロントマンだった志村正彦の逝去から10年。 と彼らを愛するリスナーは、志村正彦という存在を忘れないとともに、彼を失った事実を生涯共有し続けていて、それは目に見えない絆のようなものでもあると思っている。 ただ、この日のライブでそれ以上に強く感じたのは、志村正彦という人は永遠に歌い継がれる素晴らしい楽曲を、というバンドの黎明期に遺していったのだということ。 それらも含め彼らの音楽がバンドとリスナーの過去と現在、未来を強く結びつけているのだということを、改めて喜びをもって頼もしく感じた。 本編最後の曲「手紙」を歌う前に山内が「は20周年、30周年、50周年とやっていくので」と、ごく当たり前のことのように語っていた言葉が改めて胸に響く。 フジファブリック どんな未来も明るく塗り替えるような「オーバーライト」の余韻を楽しみつつ、光を握りしめて進む時も、陰を抱いている時も、雨を踏み鳴らして歩く道も、その傍らで彼らの音楽が鳴っていたらどんなに素晴らしいだろうと考える。 この日集まったお客さんの中には、平成の最後に観たライブがという人もいるだろう。 なんとも素敵な贈り物であり、去り行く時代への忘れられない置き土産でもある。 半年後、10月20日(日)の大阪城ホール『IN MY TOWN』では、全国から集まってくる人たちと、これまでの日々をたくさんの想いとともに振り返りつつ、未来へつながっていくバンドの15周年を祝い合いたい。 取材・文=梶原有紀子 撮影=渡邉一生.

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【ライブレポ・感想・セットリスト】フジファブリック LIVE TOUR 2020「I FAB U」は 初日から半端なかった

フジ ファブリック 大阪 城 ホール

2019年10月20日、晴れた日の夕方5時から、フジファブリックのデビュー15周年記念ライブ "IN MY TOWN"が始まった。 満席となった大阪城ホールのステージで、客席から星のように降る声援を浴びながら、ギターボーカルの山内総一郎は、泣き笑いのような何ともいえない表情を見せた。 10代の頃からいつか大阪城ホールで演りたいという夢を抱いていた、大阪出身のバンドマンの夢の一つが叶った瞬間だった。 大阪城ホールへの道 山内総一郎は、告知が得意なほうではない。 サプライズのプレゼントを、楽しみすぎて背中に隠しきれない子供のようなところがある。 彼が「いつか大阪城ホールでライブをやりたい」と初めてファンの前で語ったのは、2017年6月27日にPerfumeと対バンしたフジフレンドパーク@Zepp Osaka Baysideでのことである。 フジファブリックのメンバーは亡くなった志村正彦(Vo, G)も含めてみんな地元での凱旋ライブをやっているが、山内の地元公演だけがまだ実現していなかったため、山内は大阪城ホール公演を自分の夢にすることに決めたと言う。 彼らを応援する大きな拍手と声援が会場に響く中、山内は「時期も何も決まってないけど、今日発言してしまったので、たぶん本当にやると思います。 今日が夢に向かってのスタートだと思うので、立ち会ってくださった皆さん、ありがとうございます」と感謝した。 その後、正式に"IN MY TOWN"について公表されたのは、それから約1年後、2018年6月29日のスガシカオとの対バンのフジフレンドパークだった。 この後、フジファブリックからから重大発表としてステージ後方のスクリーンに「フジファブリック 15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール 2019 IN MY TOWN 2019. 20」」と映し出された。 その時に鳴り響いた拍手と、「おめでとう」や「待ってた」が入り混じった歓声の大きさといったら。 これまで志村の出身地である富士吉田、金澤の茨城、加藤は金沢と、メンバーそれぞれの故郷でライブを行ってきた。 昨年2月、前作『STAND!! 』を携えたツアーの大阪公演でも「地元のこの大阪で叶えたい夢があるんです」とMCで山内は話していた。 「やっとみんなに言えた」という思いも込めて「大阪城ホーーーール!」と雄叫びをあげる山内を見つめる金澤は、「バンドの夢だし山内君の夢だけど、こうやって夢が叶う瞬間に立ち会えるのってすごく幸せ」と粋なことを言う。 それは、この夜この場にいたリスナーをはじめ、彼らの音楽を愛する人すべての夢でもある。 正式発表までの間、ファンのなんとヤキモキしたことか。 だって、その3ヵ月前の「帰ってきた三日月ADVENTURE」ツアー大阪2days なんばHatchでは、山内総一郎はMCで「フジファブリックは、この4月でデビュー14周年で、来年15周年を迎えます。 」「10周年のときは、東京の武道館でライブをやりました。 来年も、大きな花火を打ち上げられるように頑張りたいと思うので、よろしくお願いします!」なんて言い、金澤ダイスケは「山内総一郎を男にしてやってください!」なんて言ってたのである。 思わせぶりな発言にドキドキしながら、ファンは今か今かと、正式発表を待っていたのであった。 怒涛のプロモーション 大阪城ホールの客席数は最大16,000人で、武道館の14,471人より多い。 また、一般に、東京よりも大阪のほうが集客は難しい。 フジファブリックのツアーも、大阪よりは東京のライブのほうが、SOLD OUTになりやすい。 そのためか、フジファブリックの運営サイドは、大阪城ホールに向けて、今までにない力の入ったプロモーションを開始した。 まず、山内総一郎がツイッターを始めた。 山内は、以前からツイッターをやっていたキーボードの金澤ダイスケに「気をつけなよ」と注意するなど、SNSに警戒心を見せていたが、その後、驚くほど上手くツイッターを使いこなすようになった。 ちなみに、最新のツイートはこんな感じで、富士山四連発である(可愛すぎ)。 ここでも安定の「言葉に二つのびっくり」が足されている。 一夜明け、まだ夢見心地です。 全国から来てくれた皆さまの心を沢山頂きました。 このサイトが、実に素晴らしい。 1年半以上も先にある大阪城ホールまでの道のりを、ファンが少しずつ楽しんでいけるように、工夫が凝らされている。 例えば、「15の発表」は、最初にオープンになっていたのは「大阪城ホール」「手紙リリース」「山内総一郎ツイッター」だけで、それから少しずつ明らかになっていく仕組みだ。 また、サポーターに登録すると、月1回のメルマガが届き、ポスターやサイトに名前(愛称)が掲示される。 なお、このポスターを売ってほしいと思っているのは私だけではないはずだ。 2019年に入ると、テレビや雑誌、イベントでの露出も増えた。 大阪のラジオ局であるFM802のイベントRadio Magicではホストバンドを務め、土井コマキちゃんの番組Midnight Garageにはフジファブリックのマンスリーコーナー「フジファブリックのドイドイ言わせて」が設けられた。 なんと、FM802は、フジファブリックのために特設サイトまで作ってくれた(マジで愛しかない)。 2019年8月9日には、音楽番組である「ミュージックステーション」に初出演し、「若者のすべて」を披露した。 IN MY TOWN当日、山内総一郎は、「僕の夢が、メンバーの夢になって、数人の夢になって、たくさんの人の夢になって、みんなの夢になって、それが叶ったのをこの目で見たら、もう僕はその力を信じるしかないじゃないですか」という趣旨のことを言ったが、確かに、山内総一郎の夢は、周りの人を巻き込んでいった。 このころは、ファンも、寄り集まると、「どうしたら大阪城ホールを満席にできるか」を議論していた(だいたい結論は、「私たち一人一人が、地道に周りの人に宣伝活動していくしかないね・・・」というものだった)。 ただ単に大阪城ホールでライブをするというのではなくて、その日を最高の日にしたかった。 そのためには、やはり、満員の客席を、フジファブリックのメンバーに見てもらいたかった。 大阪城ホールの会場規模は10周年の日本武道館よりも遥かにハードルが高い。 フジファブリックのことをより多くの人に知ってもらい、期待してもらわないと成立しないと思っていますし、長年の夢の実現は今までの経験だけでは叶わないと思っているので、魂のすべてを捧げて臨むつもりです。 山内総一郎インタビュー そしてついに、2019年9月3日、大阪城ホールのチケットがSOLD OUTになったことが発表された。 (つづく) ManamiSinging.

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